゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.








「実はさぁ今度の家庭科の授業、実習なんだよ」


「はあぁ??」

俺の声が職員室中に広がる。

「あ、すんません;;」



「んで、家庭科の桜庭先生に俺が

「あ、俺のクラスの里内がDearでバイトしてんですよー」

って言っちゃってさぁ…」


何言ってんだよこの担任;;


「里内くん、お手本にされちゃうかもよー??」

俺は先生の目の前でため息をした。
だってメンドクサイじゃん。




「里内くん今度はよろしくね」

丁度後を通った桜庭に言われてしまった…。

「マジかよ;;」

「マジですね(笑)」



俺が芳川を睨むと芳川は笑って
「頑張って幸輔ちゃぁーん」
と言って席を立った瞬間チャイムが鳴った。

「ほら生徒は教室に直行!!」

背中を押されている
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