゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.








「里内くん、これ……」


クラスで、由岐と仲がいい奴が俺にクラスの友達から書かれた手紙付きの封筒を渡された。




「あぁありがとう」

いつの間にか放課後になっていたらしい。













学校の校門から俺は謙悟と別れた。


由岐の家行かないといけないから、俺と同じ方向の謙悟とは別れるから。





「由岐?」

『んー?』

「今から由岐ん家行くんだけど大丈夫?」

『うんっ今は誰もいないから大丈夫だよ』

「そっか。飯食った?」

『あ、まだ食べてないや』

「じゃー俺作るから何がいい?」

『んー……オムライスっ!!』


本当に風邪かよ(笑)と笑うと電話の向こうでは拗ねた由岐の声。








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