゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
気になったけどまた後できこう。
「失礼しました」
赤面して慌てる芳川を安易に想像できて小さく笑った。
調理室に戻るとみんな机に出来たてのパスタを置き始めていた。
自分のパスタを皿に入れるため蓋を取ると――…
明らかに麺の量が減っている。
『食ったの誰だ………』
俺の聞き慣れない低い声にビックリしたのか、犯人は素直に手を上げた。
「ごめん」
「いいよ。」
小さく笑うと立川(食った男子の名前)はいきなり抱きついて「美味しかったよぉ!!」と叫んだ。
「ちょっ……重…」
そんな俺らを見てみんなは笑った。