゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
あの殺人的な甘ったるいパフェは、なぜか女子に大人気。
見ただけでもちょっとヤバイ。
「お待たせいたしました。」
俺がパフェを持っていくとその女子2人はすんごい嬉しそうに「ありがとうございます」と言った。
そんな姿に俺は嬉しくなる。
「ごゆっくりどうぞ」
その後、由岐の方に向かうと――…
「…///」
「…///」
「……///」
「………ぶふっ///」
目が合って由岐が噴出した。
「なっ///」
「ぃや、だって………(笑)」
「……。」
由岐は絶対笑うと思った。
ブスッとすると由岐は笑いながら謝った。
「…お待たせしました。」
「本当、ごめん」
「ごゆっくりどうぞ」
「幸輔ぇー」
「………何ですか?」
「敬語止めて!!」
「………はいはい。」
やっぱり由岐にはかなわない。
絶対由岐に勝つことはできないな;;
由岐の、あの泣きそうな顔は俺には大きな威力で、それだけで俺は躊躇してしまう。