゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
「で、何?」
「へ?何でもないよ?」
「何だよそれっ」
「じゃぁ~バイト頑張ってね!!」
「うん」
嬉しくて、その嬉しさが言葉に表したようにすんげぇ優しい声が俺の口から出た。
すると由岐は嬉しそうに目を細めて、パフェを見て「いただきます♪」と言った。
「すみませぇーん」
「はいっ。…じゃぁな由岐」
「うんっ」
「これってまだやってますか?」
「はい。」
「じゃぁ抹茶のパフェとティラミスを1つずつ…」
「はい。では確認します。抹茶の――」
「はぁ……」
「あら、今回はそんなに疲れてないのね」
「オーナー…」
座っていたソファーに全体重を掛けるように座っていた俺は、オーナーの声が後からして、首だけカクンッと後にしてオーナーを見た。
オーナーはさかさま。
俺の頭は重くてすぐに血が上りそう。
「今日は余裕?」
「全然ですよ」
由岐が来るとどうも調子が狂う。