大切な時間
序章
こんなにもヒトを愛せるんだと思った。

初めて逢ったのは友達に連れて行って貰ったライブハウスだった。カズ(友達)『ねぇ、今日行くでしょ?』
マコト(私)『…ん?』カズ『お勉強にもなるから行きたいって行ってたでしょ?ライブハウス。』
マコト『うん!行くよ!お薦めのバンドがあるんでしょ?』
カズ『今日のライブは色んなバンド見れるし、きっと参考になるから。』
私は、高校に入ってから軽音楽部に入ってひたすらギターを弾いていた。毎日楽しくて。一つの音楽をみんなで演奏して造りあげるのが楽しかった。さらに上手くなる為に色んなな刺激を求めてライブ行きたいかった。幸せなコトに友達のカズちゃんはライブが好きでよく通ってるみたいでたくさんのバンドに詳しかった。
カズ『じゃぁ学校が終わったらすぐに行くから。』
私『えっ!?でも部活あるよ?』
カズ『そうだよね?夕方6時に駅に集合で!』
私『分かった!じゃぁ六時にね!』


約束の時間…

カズ『お待たせ』
私『今、来たんだけど。時間間に合うかな?』
カズ『平気だよ!さっ!行こう!』
少し部活で遅くなって六時を過ぎたけどカズちゃんのほうが遅かった。しかもスゴイ洋服だし…。
私『カズちゃんっ
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