奪ってKiss




「せ、先輩!どうして…」




「どうしてって…少しでも早く会いたかったから」




ドキュン…




そんな効果音が聞こえてきた。




ドキドキにキュンって。




せ、先輩ってこんなキャラだっけ!?




私の心臓は、朝早くから音を立てた。




今日の集合場所は、うちの近くの公園だったから電車に乗らなかったんだけど…




「あ゙ー!!」




公園に着いた瞬間、杉浦くんの叫び声が聞こえた。




一体何ごと!?





< 100 / 218 >

この作品をシェア

pagetop