奪ってKiss





「俺2番だ」




前田先輩がそう言った。




っていうことは…




「あ!真美先輩が3番なんですね!」




やっぱり…




ど…




どうしよう…




「真美ちゃん、おいで?」




妖艶なオーラで招く先輩。




まるで催眠術…




魔法にかかったように、




一瞬、身体が動かなくなった。




けど…




「真美、おいで?」




……っ




身体が…




身体が勝手に前田先輩の元へ、動き出す。





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