奪ってKiss




「はやくぅ~」




さゆちゃんはただ純粋なだけ。




けど…




私たちの年齢とか、関係を考えてそんなこと…




そんな私に…





―チュッ





杉浦くんと私の唇が重なった。




何で重なったのかと言うと…




さゆちゃんに視線を合わせて屈んでいた杉浦が立とうとした時、さゆちゃんとしんくんが、私たちを押したから。




「じゃあ、さゆは散歩してくるね!」




そう言って遊具の方に行く2人。




残った私と杉浦くん。




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