奪ってKiss




ただでさえ恥ずかしいのに、




「ほら、ココ」




そう言って杉浦くんの手が、服の中に入ってきた。




「ちょ…っ!杉浦くん!?」




服の上から慌ててその手の侵入を防ごうとした。




けど…




「……っ」




杉浦くんの指が、痕をなぞる。




「ずるいですよね。ゲームでキスマークとか。こんな残るような」




少し怖くなった私は、




「お使いに行かなきゃ!」




と、立ち上がって逃げようとした。





けど、後ろから抱き締められて、動けない…





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