奪ってKiss





杉浦くんの髪の毛が、首元に当たる。




それから、キスマークを消すように




杉浦くんの唇が肌に重なって、チクンと痛みが走った。




けど、まだ杉浦くんは止めてくれなくて…




「やぁ…!」




服を捲り上げられて…




「誰か来たら…っ」




「来なかったらいいの?」




逃げようと思っても、怖くて動けない…




「オママゴト、俺たち夫婦じゃん?」




ゾクッとした。




もちろん、快感ではなく恐怖の。




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