奪ってKiss
「ありがとうございました」
それから楽しい時間を過ごして、先輩が家まで送ってくれた。
家に入るなり、部屋に駆け込んで、ベッドにダイビング。
「わ~ん!幸せ過ぎてどうしようっ」
携帯を出して、オソロイのストラップを暫く、ずっと眺めていた。
幸せが溢れて、その幸せに包まれている。
心地が良い。
今の私は、きっと、幸せそのもの。
早く明日がこないかなぁ~
そう思ってたんだ。
この、幸せな今は―…