奪ってKiss
「おじゃましま~す!って、あれ?亮爾って一人暮らしなの?」
初めて来た、亮爾の家。
そこはアパートで…
すごく綺麗に片付けられている。
私の部屋より綺麗かも…?
「あぁ。下宿してるんだ。実家からは少し遠いから」
へぇー…
私は家が近いけど、そう言えば大学ってみんながそうとは限らないもんね。
県外の人もいるだろうし。
「じゃあ、勉強しようか」
私たちはベッドの近くにあるテーブルに隣り合って、勉強を始めた。