奪ってKiss




「キスマーク…つけていい?」




キス…マーク…?




って、えぇ!?




顔が熱く赤くなる。




「最後につけたの…アイツだから。俺のにする。俺のって印、ちゃんとつけたい」




亮爾のその表情に、ドキッとする。




「だめ?」




そんな風に言われたら…




「……うん…」




だめなんて、言えないよ―…




近づいてくる亮爾。




触れてないのに、熱くなってゆく身体。




目眩がしそうだよ…





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