奪ってKiss




首元にある亮爾の顔。




なんか…良い香りがする。




本当にドキドキしすぎておかしくなっちゃいそう。





そして、亮爾の唇が肌に触れて、




甘い、痛みがした。




その痛みは一ヶ所だけじゃなく、場所を変えては、俺のものだと言わんばかりに紅い花が咲く。




恥ずかしさにドキドキ。




抜けていく身体の力。




いつの間にか私は、




ベッドの上にいた。




「亮爾…」




私の上には亮爾がいて…





< 180 / 218 >

この作品をシェア

pagetop