奪ってKiss
「…んっ…!」
いきなりキス。
「な、何するのよ!」
私は睨んで言ったのに、杉浦くんは何故か苦笑しながら甘く笑って…
「コーヒーカップとかにしませんか?」
…………は?
何が乗りたいか聞いてきたくせに!?
もしかして…
「ジェットコースター苦手なんだ?」
ちょっと勝ち誇ったように言ってやったら、
「まさか~。」
ひきつってる。
よし!
「ほら、行くよ!!」
私は無理やり杉浦くんを引っ張っていった。