奪ってKiss





「ごめんね?」




先輩はそう囁いて、




私のおでこにキスをした。




切ないキス―…




「行こっか」




先輩は、何事もなかったように、私の手を引いて、みんなのところに戻った。





もちろん、夕食の味なんて覚えてなくて…




部屋に戻って布団を敷いてると、




「まみちゃん行くよ!」




と、いきなり楓先輩に両手を握られ、そのままある部屋に連れていかれた。




な、なに!?




その部屋の扉を開けると…




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