『natural source』(naturally番外編)
確かにショウは騎士団を去るコトと身を固めようと思ってるコトをユウセイに報告していた。
しかし、相手が誰であるかを伏せていたコトが完全に裏目に出てしまったらしい。
それを察したショウが大きな溜め息をつき、乾き始めた指先でシュリの涙を拭う。
「確かに俺は騎士団を辞めるつもりだ」
「……嫌。ショウが辞めるなんて……」
「理由を聞いて欲しい」
溢れる涙が乾いたはずのショウの指先をまた濡らす。
咽びながらショウの濡れた服を握り締める手にそっと自分の手を重ね、
「大切な人と共に未来を歩んでいく為に俺は暗殺業を辞めた」
「えっ……」
「きっと今より不自由な生活をさせてしまうけど……これからもずっと俺にアナタを守らせて欲しい」
真っすぐな瞳でシュリを見つめ、ショウは静かな声で言葉を紡いでいった。
しかし、相手が誰であるかを伏せていたコトが完全に裏目に出てしまったらしい。
それを察したショウが大きな溜め息をつき、乾き始めた指先でシュリの涙を拭う。
「確かに俺は騎士団を辞めるつもりだ」
「……嫌。ショウが辞めるなんて……」
「理由を聞いて欲しい」
溢れる涙が乾いたはずのショウの指先をまた濡らす。
咽びながらショウの濡れた服を握り締める手にそっと自分の手を重ね、
「大切な人と共に未来を歩んでいく為に俺は暗殺業を辞めた」
「えっ……」
「きっと今より不自由な生活をさせてしまうけど……これからもずっと俺にアナタを守らせて欲しい」
真っすぐな瞳でシュリを見つめ、ショウは静かな声で言葉を紡いでいった。