§運命の再会§
振り向くと…


「魅哉」


『今の聞いてたかっ??』


その言葉にうなずいた


『そっか…。』

「魅哉好きな子
いたんだねっ!
きっと可愛いんだろおな♪」


そおいって話を変えようと思ったのに


『紗愛は昔の事覚えてねぇの?』


「えっ?…」


『覚えてねぇよ「覚えてるよっ!…」


『ほん…とか?』


「昔ね男の子が〈紗愛ちゃん、桜の木の下で手をつなぐと両想いになれるンだよ〉っていったんたんだ★
そして手をつないだ。」


『うん…』


「なのにあたしは引越す事になって離れ離れになるのに。それなのに魅哉はいったんたんだ…






〈必ず会えるよ、僕達必ず再会する〉って…。」


そお夢の中の男の子わ
あたしに言ったんだあ


その男の子わ
魅哉だって気付いた




『でも両想いには「なれたよ★」



『??』



「桜の木の下で
手つないだカラじゃなくて、
あたしは魅哉の全部が『好きだっ!』


魅哉のその言葉と同時に
あたしの唇わあ
ふさがれた…


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