僕らがめぐり逢うために。〜幼なじみの恋〜Ver.2
「…碧人。確かに俺、波多野のこと好きだった。」
「え!あぁ、うん。」
「波多野には…いつも笑っててほしい。」
「あぁ。」
「俺が失恋したって言うのは、フラれたってコト!拒否されたから、俺!」
「おまえ告ってたの?いつの間に」
「告る前にさぁ」
「まさか、迫ったとか?」
「ちげーよ!言わせても貰えなかったんだよ!」
「あらら。」
「…俺が誰にフラれたのか分かってるか?」
「わからん。」
「…」
「え、誰?…茜?」
「そ!おまえの妹にだ!」
「え〜!!いつの話?」
「わぁりぃ!おまえに言われて…色々と考えるコトがあって。」
「トク、同情はやめてくれよな!あいつ、そーゆーのは」
「同情じゃないよ。」
「!」
「気になってしょーがないんだ。いつも強がってて…だから、意地じゃなくて、本当に心から笑ってほしくって、俺が……そーしたいって、思ったんだ!」
「ごめんな。俺、全然知らなくて、あんなこと、」
「あの時は、俺もまだ、ハッキリしてなかったから!」
「あん時、俺、波多野はトクが好きなんじゃないかって、茜に八つ当りしたんだ!妹思いのフリして…茜とアツキのことさえなかったら、俺は今頃、波多野と…って、最低だろ?」
「全然!俺も色々、想像したし…」
「…男なんて、そんなもんだよな。」
「なあ、碧人。俺、諦めなくてもイイかな?」
「え!あぁ、うん。」
「波多野には…いつも笑っててほしい。」
「あぁ。」
「俺が失恋したって言うのは、フラれたってコト!拒否されたから、俺!」
「おまえ告ってたの?いつの間に」
「告る前にさぁ」
「まさか、迫ったとか?」
「ちげーよ!言わせても貰えなかったんだよ!」
「あらら。」
「…俺が誰にフラれたのか分かってるか?」
「わからん。」
「…」
「え、誰?…茜?」
「そ!おまえの妹にだ!」
「え〜!!いつの話?」
「わぁりぃ!おまえに言われて…色々と考えるコトがあって。」
「トク、同情はやめてくれよな!あいつ、そーゆーのは」
「同情じゃないよ。」
「!」
「気になってしょーがないんだ。いつも強がってて…だから、意地じゃなくて、本当に心から笑ってほしくって、俺が……そーしたいって、思ったんだ!」
「ごめんな。俺、全然知らなくて、あんなこと、」
「あの時は、俺もまだ、ハッキリしてなかったから!」
「あん時、俺、波多野はトクが好きなんじゃないかって、茜に八つ当りしたんだ!妹思いのフリして…茜とアツキのことさえなかったら、俺は今頃、波多野と…って、最低だろ?」
「全然!俺も色々、想像したし…」
「…男なんて、そんなもんだよな。」
「なあ、碧人。俺、諦めなくてもイイかな?」