僕らがめぐり逢うために。〜幼なじみの恋〜Ver.2
そしてついに、徳幸も一緒に、皆と海へとやってきた。
現地近くに住んでる子とは、現地の駅で待ち合わせた。
まるで一団体だったが、
サークルでも合コンでもないので、行動はバラバラだった。
なんでも、この男達だけでは、なんらかのトラブルに巻き込まれるからと、
波多野の提案で、女子も一緒に来てもらったんだとかなんとか…
(前に何かあったのか?)
だから、女子の誰かが、ナンパされようが相手しようが、まったくどうでも良い様子だった。
「喉、乾いたね。」
「なんか飲まない?」
「うん。行く。」
「あ、トクちゃんは?なんか買ってこようか?」
「あ、自分で。」
でも、少し心配だったのか、
波多野とその友達に、徳幸は付いて歩いて行った。
店では、ローカルラジオが流れていて、
ちょうど今、高校野球予選の一試合が終わり、その結果を知らせていた。
「こんなに早く敗退するとわね〜。」
「うち、クジ運悪すぎ!」
「野球好きなんだぁ?」
「だって、ブラバン一年生部員の唯一の活躍の場だったから…」
「あ、そっか。」
「あたし達も一緒に戦ってるつもりになれるし…て言うか、あたし達の応援が足りなかったのかなあって、責任感じたりして…」
「アツイな。」
「って、先輩から聞かされてたのに、実感する間もなく終わっちゃった!」
現地近くに住んでる子とは、現地の駅で待ち合わせた。
まるで一団体だったが、
サークルでも合コンでもないので、行動はバラバラだった。
なんでも、この男達だけでは、なんらかのトラブルに巻き込まれるからと、
波多野の提案で、女子も一緒に来てもらったんだとかなんとか…
(前に何かあったのか?)
だから、女子の誰かが、ナンパされようが相手しようが、まったくどうでも良い様子だった。
「喉、乾いたね。」
「なんか飲まない?」
「うん。行く。」
「あ、トクちゃんは?なんか買ってこようか?」
「あ、自分で。」
でも、少し心配だったのか、
波多野とその友達に、徳幸は付いて歩いて行った。
店では、ローカルラジオが流れていて、
ちょうど今、高校野球予選の一試合が終わり、その結果を知らせていた。
「こんなに早く敗退するとわね〜。」
「うち、クジ運悪すぎ!」
「野球好きなんだぁ?」
「だって、ブラバン一年生部員の唯一の活躍の場だったから…」
「あ、そっか。」
「あたし達も一緒に戦ってるつもりになれるし…て言うか、あたし達の応援が足りなかったのかなあって、責任感じたりして…」
「アツイな。」
「って、先輩から聞かされてたのに、実感する間もなく終わっちゃった!」