僕らがめぐり逢うために。〜幼なじみの恋〜Ver.2
ボールの達人
夏休みが終わり、
久々の学校は、色んな意味でアツ苦しかった。
これから、学校的にも世間的にも、行事や活動が目白押しになってくる、
その前に、
球技大会が開催されることになっている。
種目は、バスケにバレー、そしてフットサルから選ぶことができた。
三年生以外は、所属する部と同種目に参加することはできないことになっていたが、
軽音部の皆には関係のないルールだ。
それぞれ経験を生かし、
碧人はフットサルを、
徳幸と神戸はバスケを
光一と波多野は、吹奏学部からお達しがあったとかで、フットサルを選んだ。
まだ、残暑の厳しいなか、ゲームが始まれば、結構、本気で取り組むあまり、
やった、やられたで退場になる者も出たとか…
とりあえず、徳幸のまわりの人間ではなくて良かった。
これが最後になる、三年生ほどではないものの、
碧人のプレーは、チームの得点に貢献していた。
そして、何よりも話題になっていたのは徳幸だ。
ほとんど、
元バスケ部だったと言うチームメイトと二人で、
ボールを運んではシュートを決めていた。
久しぶりのゲームに、徳幸もボルテージがあがり、
そのプレイは軽やかに、そして華麗で、
観ていたギャラリーを魅了させた。
チームの勝利は、徳幸が導いていると言っても過言ではないだろう。
「ねー、凄いよ!今、うちとトクちゃんのクラスがやってんだけど、トクちゃんが上手いのなんのって!」
久々の学校は、色んな意味でアツ苦しかった。
これから、学校的にも世間的にも、行事や活動が目白押しになってくる、
その前に、
球技大会が開催されることになっている。
種目は、バスケにバレー、そしてフットサルから選ぶことができた。
三年生以外は、所属する部と同種目に参加することはできないことになっていたが、
軽音部の皆には関係のないルールだ。
それぞれ経験を生かし、
碧人はフットサルを、
徳幸と神戸はバスケを
光一と波多野は、吹奏学部からお達しがあったとかで、フットサルを選んだ。
まだ、残暑の厳しいなか、ゲームが始まれば、結構、本気で取り組むあまり、
やった、やられたで退場になる者も出たとか…
とりあえず、徳幸のまわりの人間ではなくて良かった。
これが最後になる、三年生ほどではないものの、
碧人のプレーは、チームの得点に貢献していた。
そして、何よりも話題になっていたのは徳幸だ。
ほとんど、
元バスケ部だったと言うチームメイトと二人で、
ボールを運んではシュートを決めていた。
久しぶりのゲームに、徳幸もボルテージがあがり、
そのプレイは軽やかに、そして華麗で、
観ていたギャラリーを魅了させた。
チームの勝利は、徳幸が導いていると言っても過言ではないだろう。
「ねー、凄いよ!今、うちとトクちゃんのクラスがやってんだけど、トクちゃんが上手いのなんのって!」