僕らがめぐり逢うために。〜幼なじみの恋〜Ver.2
メイン会場は、
演劇部を鑑賞したまま、残っている人と、
ブラスバンドを聴くために、早くから席を取って居る人達の他にも
その間に演奏するバンドの、それぞれの友達と、
球技大会で、一躍、有名人となった徳幸の
また違う一面見たさに集まった、
女子やバスケ部員も含め
立ち見がでる程、埋め尽くされていた。
もちろん、徳幸は、
そんなこと、意識してなければ、
気がついてもいない。
ただ、夢中になって仲間と練習し、
知らぬ間に、波多野に夢中になっていただけなのだ。
「今ここに居る奴ら、全員、俺らの虜にしてやろうぜ!」
わざと気取った碧人が、いつもの様に冗談を言った。
皆、笑いながらも、
本当にソレを狙っているように受け取ってもいた。
「悪いけど、俺一人のモノになっちゃうかもよ!」
ドラムの神戸が言うと、
「やれるもんならやってみろ。」
と、皆、大爆笑!!
おかげで緊張がとけた。
準備が整い、幕があがる瞬間、
「マジで!今日の主役は俺達だから!」
碧人の一言で、気合いの入った、
一年生バンドのステージが、幕を開けた。
選曲に間違いは無かった。
ノリの良い、メジャーな曲に、
皆、手拍子で迎えてくれた。
演劇部を鑑賞したまま、残っている人と、
ブラスバンドを聴くために、早くから席を取って居る人達の他にも
その間に演奏するバンドの、それぞれの友達と、
球技大会で、一躍、有名人となった徳幸の
また違う一面見たさに集まった、
女子やバスケ部員も含め
立ち見がでる程、埋め尽くされていた。
もちろん、徳幸は、
そんなこと、意識してなければ、
気がついてもいない。
ただ、夢中になって仲間と練習し、
知らぬ間に、波多野に夢中になっていただけなのだ。
「今ここに居る奴ら、全員、俺らの虜にしてやろうぜ!」
わざと気取った碧人が、いつもの様に冗談を言った。
皆、笑いながらも、
本当にソレを狙っているように受け取ってもいた。
「悪いけど、俺一人のモノになっちゃうかもよ!」
ドラムの神戸が言うと、
「やれるもんならやってみろ。」
と、皆、大爆笑!!
おかげで緊張がとけた。
準備が整い、幕があがる瞬間、
「マジで!今日の主役は俺達だから!」
碧人の一言で、気合いの入った、
一年生バンドのステージが、幕を開けた。
選曲に間違いは無かった。
ノリの良い、メジャーな曲に、
皆、手拍子で迎えてくれた。