僕らがめぐり逢うために。〜幼なじみの恋〜Ver.2
徳幸は告白を決意した!
強引に、自分の物にしようというワケではない。
ただ、自分の気持ちを知っていてもらいたいと思ったのだ。
もしかしたら、すでに気がつかれているかもしれない。
でも、そんな曖昧なものでなく、
きちんと、自分の言葉で伝えたかった。
『今日はブラバン?』
『そうでーす。』
『何時終わり?』
『はっきりは言えないけど、碧人の家には行くつもりだよ!』
(それじゃダメなんだよ)
『トクちゃん?応答せよ!』
徳幸は覚悟を決めた。
『碧人の家に行く前に、話があるんだ!』
送信ボタンを押す手が震えた。
そして、波多野からのメールを待つこと、どのくらいだっただろうか?
受信のバイブの前に、
ボタンを連打していた。
すると、そこに書かれた内容に、徳幸は目を見開いた。
『あたしも話さなきゃならないと思ってたの。』
(なんの話だ?)
徳幸は期待した。
そして、練習が終わったら入ることになっているメールを、
独り、教室で待つのだった。
強引に、自分の物にしようというワケではない。
ただ、自分の気持ちを知っていてもらいたいと思ったのだ。
もしかしたら、すでに気がつかれているかもしれない。
でも、そんな曖昧なものでなく、
きちんと、自分の言葉で伝えたかった。
『今日はブラバン?』
『そうでーす。』
『何時終わり?』
『はっきりは言えないけど、碧人の家には行くつもりだよ!』
(それじゃダメなんだよ)
『トクちゃん?応答せよ!』
徳幸は覚悟を決めた。
『碧人の家に行く前に、話があるんだ!』
送信ボタンを押す手が震えた。
そして、波多野からのメールを待つこと、どのくらいだっただろうか?
受信のバイブの前に、
ボタンを連打していた。
すると、そこに書かれた内容に、徳幸は目を見開いた。
『あたしも話さなきゃならないと思ってたの。』
(なんの話だ?)
徳幸は期待した。
そして、練習が終わったら入ることになっているメールを、
独り、教室で待つのだった。