僕らがめぐり逢うために。〜幼なじみの恋〜Ver.2
と、その時
「それホント?」
「え。」
茜の態度が、少し変わって感じた。
「何があっても、バンドが優先ってことだよね?男なら自分が言ったことに責任もつよね!?」
「え、あ、あう。」
「なら合格!兄貴はトクのこと認めてるみたいだけど、あたしだって一員なワケだし…ちょっとテストをしてみました!」
「はあ?(なんなんだマジで!)」
「さっきの話はウソだから!ふふっ、カオリンがあたしに、あんな話するワケないし!」
「!」
「でも、そーなった時のことも考えて、免疫付けといたほうが良いかもね!」
「ふうーっ。あのさぁ!」
「あ、あたし行くところがあるから、安心して我が家へどうぞ!じゃあ!」
茜は、とっとと前を歩いて行った。
「なんだよホント。」
まるで、キツネに摘まれたような、茜とのやりとりの後、
ムカッときたし、
やっぱり苦手には違いないが、
後でドンと落とされるよりも、
始めに下げられていて、後で上げられた、今、この瞬間、
不思議と悪い気はしていなかった。
「なんだコレ?」
「それホント?」
「え。」
茜の態度が、少し変わって感じた。
「何があっても、バンドが優先ってことだよね?男なら自分が言ったことに責任もつよね!?」
「え、あ、あう。」
「なら合格!兄貴はトクのこと認めてるみたいだけど、あたしだって一員なワケだし…ちょっとテストをしてみました!」
「はあ?(なんなんだマジで!)」
「さっきの話はウソだから!ふふっ、カオリンがあたしに、あんな話するワケないし!」
「!」
「でも、そーなった時のことも考えて、免疫付けといたほうが良いかもね!」
「ふうーっ。あのさぁ!」
「あ、あたし行くところがあるから、安心して我が家へどうぞ!じゃあ!」
茜は、とっとと前を歩いて行った。
「なんだよホント。」
まるで、キツネに摘まれたような、茜とのやりとりの後、
ムカッときたし、
やっぱり苦手には違いないが、
後でドンと落とされるよりも、
始めに下げられていて、後で上げられた、今、この瞬間、
不思議と悪い気はしていなかった。
「なんだコレ?」