君の好きな言葉2
潤はマンションに帰ると直ぐに以前の担当者の松原に電話をする

ちなみに燈吾の担当者でもある


 あっ松原さん?僕だけど…あのさ最近ケータイ小説からデビューした作家っている?
―…久しぶりに電話してきたかと思えば……良いですけどね、ええと最近てか5年くらい前にはいますよ?直木先生ですけど…なにか?―
 直木?僕の次に若手実力派っていわれてる?てかバリバリの恋愛ものの
―ええ、まぁ先生自体は普通の人なんですけどね?―
 もしかしてリーマン?
―?なんで分かったんですか?そうですよ?でもデビュー条件で顔出しはNGなんですけどね―
 今日来る?そいつ
ーん~どうですかね?でも担当以外とは誰とも会いませんよ?―
 わかった、ありがと


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