体温


美加からの着信が
ないのが気になりながらも
シャワーをあびて
急いでバイト先のファミレス
まで向かった。



「おはようございます」


「慶、おはよーっ」

「おはようございます」


まだ2人しか来て
いなかった。

1人は俺とタメで
大学生の彰だ。

もう1人は俺の一つ下で
高校中退した麻美だ。


僕含めこの3人は、
よくバイトの時間帯が
重なる事が多い。

年も近いしけっこう
仲が良かった。


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