ラブ@メール
レンが私の肩を抱いたときの、ハルの切ない表情。
ジェットコースターに乗って、気持ちが悪くなってしまった私。
そんな私に、ハルは『待ってろ』と言って、走って水を買って来てくれた。
ドリンクバーを取って来てくれるというハルに遠慮していたら、
『早く言わないと、謎のミックスジュースにするけど?』
なんてことも言われたっけ。
そして終いには、
ハルは咲と何処を回ったんだろう……
なんてことも、考えてしまった。
―――自分の気持ちに素直にならないと、後悔するからね?
ふとよぎる、お姉ちゃんの言葉。
私
やっぱり
ハルのこと……。