恋 理~renri~
必 然
そう思い、振り返れば やっぱり私の予感は的中していた。
「貴方は・・・昨日の・・」
目を見開かせて驚いている私に 昨日と変わらないスマイルを返してくれて。
「かなり目を凝らして捜したよ! それで、やっと見つけられたから・・・
腕を引っ張る力加減を間違えたな・・・ 驚かせて悪かった!」
自嘲する笑いとともに 開放された左腕が熱を持っていた。
でも、私を探してたってコトは・・・
昨日のコト、やっぱり怒ってる!?