CROOK GIRL×BOY

夕陽に染められている木々。
その一本の大きな木の枝に、
奴等は現れた。


「仮面だけは絶対取られるなよ」

レイが仮面越しにルゥとナオを見る。

はいはい、と二人は言う。

「さぁ、それじゃあ始めようか」

ナオがそう呟くと共に三人はフードをかぶり、
シュッと姿を消す。



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