CROOK GIRL×BOY


「俺は見学させてもらおーっと」

そう言ってシークは一瞬にして木の枝に飛び乗り姿を消した。

「そっちから攻撃してきてもいいよ?」

そう言うと一人のポリスがカッとなり、
叫び声をあげながら剣を向け襲い掛かってくる。

「あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!」

「・・・馬鹿なヤツ」

一人で俺を殺せるとでも?


ブンッ!と振り落とされた剣をナオは簡単に避け、
そのままポリスの右目に剣を刺した。


痛さのあまり、叫び狂う男。

「煩いんだよ」

その言葉と共に、
フードに血が飛び散り、
男の首は地面を転がっていく。


しん、となったが、
すぐに次々とポリスが襲い掛かってくる。

銃を撃つ者、剣を降り降ろす者。


ナオは弾を余裕にかわし、人々を殺していく。

ルゥは弾をかわすのすら面倒なのか、近くに居るポリスを盾にしていた。



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