あなた〜あたし
冬休みは、先生に会えないから嫌だ。


そう思いながら、あたしはトイレから出て教室向いて歩いていた。





ドンッ!





人に当たってしまった。

はぁ〜…


「すいません。」


ん?
この靴は…。


あたしが急いで顔を上げるとそこにいたのは、予想通りの人物。




「先生っ!ごめんなさい。」







なんで何にも話してくれないの?









「…泣いた?」




ようやく口を開いたと思ったら、そんなことを言われた。






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