キミボク
次の日、万由や潤、ゼン、仁、留衣からメールがあった。




楽になれたけど、やっぱりまだ…






アタシは気分転換に外をでた。




カチャン


「よっ。」
「霧島…」




霧島がいた。


鼻を見たら少し赤かった。



「もしかして…待ってたの?」
「別に違ぇよ…」




アタシは霧島の手に触れた。
すっごく冷たい…




きっと朝から待ってたんだね…




「ありがと。」
「別に…」






アタシは霧島と堤防へ向かった。




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