キミボク
アタシはずっと空を見てた。
きっと隼斗は罪を犯したから
いっつも…いっつも自分より人を優先してたんだね。。
『愛奈、ありがとうな。こんな俺を好きになってくれて。』
隼斗はすごく良い人だよ。
『あぁ。俺、愛奈を絶対はなさへん。誰にも渡さん。愛奈を世界一の幸せもんにしたる。』
そんなコト言ったくせに…
死なないでよ…
隼斗がいないとアタシ、幸せになれない…
「愛奈、ついた…」
「…」
「大丈夫か?」
「…うん。」
アタシ、いつの間にか泣いてた…
「ほら、行くぞ。」
「うん!!」
大丈夫だよ隼斗。
アタシ、強くなるから…