キミボク
アタシは久々に稲高に向かった。



懐かしい…



「…岩崎か?」
「…」



見ると見覚えのある美男子がいた。




「葛城だよ。」
「あーぁ葛城くんっ!」




葛城くんは黒髪で目がグレーっぽい。
カラコンかな?

でもモデル体型だしカッコいいし…
モテモテだろな…




「今城はどうだ?」
「んー大丈夫だよ。友達できたし♪」
「そうか。俺はここのトップになった。」
「隼斗がいなくなったからね。。」
「は?俺は元々つえぇよ。」
「…」




俺様絶好調!




「じゃ俺、タイマンしに行くから。」
「たっタイマン!?」


「これ…」
「?」
「俺のアドレス。何かあったら呼べ。…後、隼斗からの手紙見たかったら呼べ。」
「へ…?」





渡された紙切れにはアドレスが書いてあった。




隼斗からの手紙?










遺書ってコトなのかな?




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