キミボク
かかってきたのは元彼の成人…

出なかったら良かった…


「愛奈、大丈夫?」


万由は成人との事情を知ってる。

アタシは大丈夫と小声で言った。


「愛奈…」
「…な…何?…」
「ゴメンな…ひどいコトして…」
「…………」


以外だった。

まさか成人が謝るなんて…

アタシはもぅいいよと許した。


「あんさ、俺まだ愛奈が好きなんだ…」
「う…嘘言わないでよ…」
「本気だよ。女も捨てたんだ。愛奈だけなんだ…」
「………」
「明後日、稲高に転校する。じゃあ…」

プーップーッ












「…愛…奈?」























それは突然の元彼からの告白だった。。







< 22 / 114 >

この作品をシェア

pagetop