キミボク
中学んとき、成人が好きで好きで勉強どころじゃなかったなぁ。

2人きりになりたいって思うくせに、いざ2人きりになったら緊張して話しにくくて…



懐かしい気持ちがよみがえってくる。


告白された
キスした
抱きしめた
デートした


全部の初めてが成人。















アタシは少し思い出に浸った後、美術室を出た。



「愛奈?」
「はっ隼斗」


さっきのコトを思い出して真っ赤になるアタシ達。


「なっ何でいるん?///」
「先生に…た頼まれたから…////」











気まずい雰囲気。
静まる2人。


隼斗は頭をかいてすっごく恥ずかしそうにしてる。



「あのさ…///」
「な何?///」








隼斗が近ずいてくる…



後退りするアタシの背中には……壁。




トン


壁に手をつく隼斗。








やっヤバい体勢じゃんよ(泣)












「俺、愛奈とられたくないねん」


真っ直ぐ見つめる隼斗。

明らかに嘘なんかじゃない。
本気なんだ…
















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