キミボク
アタシは重たい足どりで学校に行く。
万由とも離れたくない…
ゼンと潤と仁とも…
「おはよっ愛奈♪」
「…万由」
「どした?」
「あ…のね…引っ越す…の。明後日…」
「え…嘘でしょ…?」
「昨日…お母さんに言われて…」
しばらくの沈黙。
「そっか…仕方ないよ。で、何処に引っ越すの?」
「隣の今城高校に行くコトになるの…」
「いっ今城!?ヤバいじゃん!!愛奈っ行くよ!」
「へっ…?」
万由はアタシの腕を掴んで思いっきり走りだした。
なっ!?
万由はやすぎ(汗)