キミボク


ガラッ


「愛奈おはよっ」
「あ、留衣…って髪の毛染めた?」
「うん♪どうかな?」
「似合ってる!!さらに可愛くなっててビックリしたっ!」
「愛奈も染めてみたら?ピンクっぽい茶色とか似合いそうだし♪」
「んー…気がむいたら染めるよ♪」



そういや染めるコトなんて忘れてたよ。

高校入ったら染めるの夢だったんだよなぁ…




「何、愛奈染めるのか?」
「霧島…」
「うん♪終人やってあげてよ!染めるのうまそうだし!」
「ちょ…留衣…」
「いいよ。じゃあ今日俺ん家来いよ。」





マジですかー…
最悪だよ…

一応、隼斗に伝えとこ。
勘違いされるのも嫌だから…



「愛奈、良かったね」
「…うん」




染めるのは嬉しいけど家に行くのは…







~♪~

隼斗だ。



[いいよ。じゃあ染めた後、会えるか?]






隼斗…。



[じゃあメールしてな。すぐ迎えに行くから♪]






やった♪
隼斗にまた会える!!






< 94 / 114 >

この作品をシェア

pagetop