星に願いを。
夢と留守番電話
いったい何時間寝たんだろう。
カーテン越に差しこむ光
鳥のさえずり
目が覚めると世の中は朝になっていた。
昨日のお昼頃に眠ったはずなのに、もう朝って
それでも頭はスッキリし、熱もなさそうだ。
ひとつ伸びをすると、一階でみんなの声が聞こえた。
みんな起きてるんだろうか
とりあえず自分も起きようと、部屋を出ようとした瞬間
誰かが部屋のドアを開けた。
「み、蜜葉!」
「あ、お姉ちゃん。おはよう」
部屋に入ってきたのはお姉ちゃんだった。