Love Road -お互いの道-
中学入学当時から思いを寄せていた相手。








卒業式の曰、悩みに悩んだ私は彼に告白をした。








優しかった彼だったからもしかしたらなんて期待もしていた。








「曰野くん、好きです。よかったら付き合ってください!!!」



生まれて初めての告白だった。


その時、曰野くんはニコッといつもの優しい笑顔でいいよっと言ってくれた。




その日は嬉しくて眠れなかったことを今でも覚えてる。





曰野くんに告白して3日目の夜、曰野くんからデートの誘いがあった。




私なりにがんばっておしゃれをした。

曰野くんに少しでもかわいく見られたくて…









「永谷…いい??」

「でも、まだ早いよ…」

「大丈夫…優しくする」






曰野くんの甘い言葉に負けた私は体を重ねた。




…が、それ以来曰野くんから連絡がくることはなかった。








(やなこと思い出した…)






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