君と初恋とタオル。




「初めてだな、一緒に食うの」





山本くんが、あたしの顔を覗き込みながら微笑んだ。







ヤバい…………




格好いい…………






あたしはボーっと山本くんの綺麗な顔を見つめた。







「おい、亜美?」




山本くんの手があたしの頭に乗せられる。









ぎゃ------------!?








「なっ…なななな何でもないよっっ」






慌てて山本くんに微笑むと、山本くんも笑った。






あたしは真菜をチラッと見ると、呆れた目であたしを見てた。








……恥ずかしい………








< 102 / 136 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop