君と初恋とタオル。






「おい、お前ら」






入り口の方から聞き慣れた声がした。






「隆史ぃ-------♪」



隣の尋季が大声で読んだ。






なんだ、隆史か。







そのまま目を閉じてると、右足に激痛が走った。







「いってぇ--------!!」





右足をすかさず見ると、すぐそばに隆史。







「なんで蹴るんだよッ!」






右足をさすりながら隆史を睨む。









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