君と初恋とタオル。






「なにサボってんだよ。単位ヤバくねーの?」







隆史が冷ややかな目で俺と尋季を見つめる。






「だいじょーぶ♪」



尋季がニコニコしながら言うと、隆史の眉がピクリと動いた。






あ、イラッとしてる






隆史は俺らの保護者みたいなんだよな…







「…隆汰、なんかあっただろ」






隆史が俺の隣に座りながら言った。







「えっ??!なんかあったの?」




尋季が目を丸くしながら俺を見た。










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