君と初恋とタオル。





「…亜美?呼ばれてるらしいよ、行かねぇの?」



隆汰くんの声でハッとした。




「あ、うん…行ってこようかな…」



「…亜美!」


真菜があたしの腕を慌てて掴んだ。






「あ…真菜も来て?」



あたしがそう言うと、真菜が安心したように頷いた。






「亜美ちゃ~ん!!」




あたしと真菜は小走りで出入り口に向かった。










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