君と初恋とタオル。







あっ……………あれ?






「ねぇ、あのピッチャー山本くんじゃないの?」





真菜がニヤニヤしながらあたしに言った。





「だだだ……だよねっ!?やややや野球部だったんだ!?」





パニック状態のあたしは、真菜の右腕にしがみついた。





「あーもう、落ち着けっ!」




真菜がコツンとあたしの頭を叩いた。




「だって………山本くんがっ……」




あたしは嬉しくて嬉しくて、目が潤んできた。





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