君と初恋とタオル。





あたしは、屋上の扉を押した。




その瞬間、暖かくて心地いい風に包まれた。






太陽がキラキラしてて、雲が白くて、空が澄んでる。






あたしは、フェンスまで歩いた。




綺麗だな……



学校の屋上からは、あたしが住んでる町がよく見える。






フェンスに手をかけながら、空を見つめた。







…こんなに、後悔しても仕方ないよね。





もし、山本くんに彼女が出来ても…




…気持ちは伝えてみようかな。








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