君と初恋とタオル。
『なに笑ってんのよ!すごい進展してるじゃんっこのまま行けば、うまく行くんじゃない?!』
真菜が凄く興奮してる。
嬉しいな、あたしの恋なのにあたし以上に喜んでくれる友達がいて。
「うまく行くかどうかは分からないけど、仲良くなれるといいなぁ」
『亜美らしいね、でも既に仲良いじゃん』
真菜がケラケラ笑った。
そうかな…
でも、やっぱりあの時タオルを貸さなかったら、メアド交換なんか出来なかったよね。
ある意味、タオルに感謝だよ。
『家に帰ったら、山本くんにメールしなよ?』
真菜の言葉に顔が赤くなる。