君と初恋とタオル。
「山本くん、気づいてるかなー?」
あたしは、山本くんに送ったメールの内容を思い出しながら言った。
『気づいても良いんじゃない?面白そうだし』
……真菜さん?
面白いって…………
『明日は、山本くんと喋りなよ?学校で』
真菜の言葉に顔が赤らむ。
「えー…?出来るかなぁ」
『多分、山本くんから話しかけるでしょ』
ふと、学校で山本くんがあたしに話しかける所を想像した。
「きゃぁ-----!!!!」