rainy monday
ハンドタオルをギュッと絞り、バックの中へ入れようとした瞬間、上から声が降ってきた。
「君も傘、忘れたん?」
突然の声に驚いて見上げると、そこには制服を着た男の子が1人。
よくよく見ると、私の学校の男子制服だ。
「う・・・うん。」
人見知りの激しい私は、声がどもってしまった。
「あ、いきなりごめんな?同じ高校の制服で、俺と同じ雨に濡れた子がおって、どうしても話しかけたくなってん。」
そう言って笑った彼の笑顔は、何故か太陽のように思えた。
ダークブラウンの短髪に、大きな二重。
170cm相当だと思われる、背丈。
ブレザージャケットの下に着た、赤いTシャツ。
何故だろう。この男の子に凄く見覚えがある。
同じ学校なのだから、当たり前といえば当たり前なのだが・・・
いったい、どこで見たのだ?
「あれっ。君、文集委員の子やん。確か・・・香月さん!香月雪野!」
そう言われ、一瞬思考回路がフリーズする。
ブンシュウイインの子?
ってことは、この人も文集委員なのか。
「君も傘、忘れたん?」
突然の声に驚いて見上げると、そこには制服を着た男の子が1人。
よくよく見ると、私の学校の男子制服だ。
「う・・・うん。」
人見知りの激しい私は、声がどもってしまった。
「あ、いきなりごめんな?同じ高校の制服で、俺と同じ雨に濡れた子がおって、どうしても話しかけたくなってん。」
そう言って笑った彼の笑顔は、何故か太陽のように思えた。
ダークブラウンの短髪に、大きな二重。
170cm相当だと思われる、背丈。
ブレザージャケットの下に着た、赤いTシャツ。
何故だろう。この男の子に凄く見覚えがある。
同じ学校なのだから、当たり前といえば当たり前なのだが・・・
いったい、どこで見たのだ?
「あれっ。君、文集委員の子やん。確か・・・香月さん!香月雪野!」
そう言われ、一瞬思考回路がフリーズする。
ブンシュウイインの子?
ってことは、この人も文集委員なのか。